異世界転生ものじゃないし、絵もいまいちなんだけど、ついつい気になって全部読んじゃったのでご紹介。

タイトルだとパーティ追放ものっぽいですが、まったく違います。

絵や描写は全然ダメなんだけど、主人公が仲間と一緒に頑張り、どんどん村が開拓されて発展していく様子がうまく書かれていて、そこはとても良かったです。

またいい感じで次々テーマが変わっていくので、次が読みたくなってしまう作品だと思います。


冒険者をクビになったので、錬金術師として出直します! ~辺境開拓? よし、俺に任せとけ!

魔術師の紋章を持つが、まったく才能のないクラフト。
冒険者パーティを何度もクビになり、冒険者ギルドから生産者ギルドの依頼としてベイルロード辺境伯の領地の開拓村開発の依頼を紹介される。

生産者ギルドに行ったところで、ギルド長から紋章が合っていないのではないかと言われて、近くにいた紋章官に診てもらったところ、魔術師は最悪の相性であることが分かった。

さらに、錬金術師としては最高の能力を持っていて、今まで存在しなかったくらいの最高能力者「黄昏の錬金術師」になれることが判明。

>なんとまぁ。ですよ。このあたりは気にせず読んで欲しい。

すぐさまクラスチェンジしたクラフト。
見た目少女だけど生産者ギルドの開拓リーダ「リーファン(年上)」や、開拓責任者のベイルロード辺境伯の3男でまだ少年のカイルとともに開拓村へ出発する。

黄昏の錬金術師となったクラフトは、まったく疲れないポーション「スタミナポーション」を作り出したり、レアスキル空間収納ができるようになったり、塗ると切れ味がすさまじくなる「シャープネスオイル」を作ったり、水脈を見つけて井戸を作ったりと、目覚ましい活躍をする。

>ここはチートを楽しみましょう。

開拓村で、カイルが病気であることを知ったクラフトはキュアポーションの元となる薬草を採取するため、ヒュドラの住む湿地帯へ行くことに。
強敵だったはずのヒュドラだが、シャープネスオイルのおかげで、カイルに仕える女騎士ペルシアとリーファンによって簡単に殲滅してしまう。

残念ながら作ったキュアポーションではカイルの病気を治すことはできず、今度はドラゴンの住むところに育つエリクサーの原料となるアンブロシアの花を取りに行くため、開拓村に冒険者ギルドを誘致することに。

集まった冒険者と鉱山を調査し、伝説の鉱物ミスリルを大量にゲット。そしてドラゴン討伐に出発し、冒険者たちと力を合わせ、激闘の末、ドラゴンを討伐し、念願だったアンブロシアの花を大量に確保する。

>チート一辺倒と思いきや、ドラゴン退治にはかなり苦労します。このあたりまで来ると、だいぶ物語が本格化。

クラフトはエリクサーを作り出し、カイルの病気を治すことに成功する。
1つ作るだけでも伝説級のエリクサーをついでに47個も作ってしまったクラフト。それだけではなく、若返りの秘薬アムリタや能力向上のスラー酒等もついでに大量生産!

>やっぱりチートでした。

こんなものが市場に出回ると大混乱を引き起こすため、扱いに困ったカイルはベイルロード辺境伯に全て献上することに。

久しぶりに開拓村から辺境伯の住むガンダールに戻ってきたクラフト達は、カイルとともに辺境伯に会って、事情を説明する。
カイルは開拓の功績を認められたが、意地が悪く、功績を良く思わない次男ザイードが割って入り、カイルやクラフト達が開拓した村を代わって治めること。そして、カイルは新たな開拓に着手することになる。

>なんとせっかく開拓した村を手放し、新展開へ

ガンダールにいる間、クラフトは憧れていた錬金術師ジャビール(なぜか少女)の弟子になったり、孤児院に行ったところ、幼馴染の狐耳?の亜人の女の子が神官見習いとして孤児院の面倒をみていることを知る。
資金繰りに困っていた孤児院のことを知り、クラフトは孤児院ごと新開拓村に一緒に行くことを提案する。

開拓村が発展したのはクラフトあってのことだということを住民は良く知っていて、クラフトやカイルが新たな開拓村へ行ったことを知り、全員一緒に移住してしまう。
それを知らずに形だけの新領主となったベイルロード辺境伯の次男ザイードは当然うまくいかないわけで。。。




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