物語は未来の人間が、超大国アーカイブの礎を築いた英雄グレイ・ミラードの人生を描いた魔術書を開くところから始まる。

おっさんの天才科学者・相模白部は突然神様っぽい人に異界アルテリアに召喚される。
召喚の際、異界での能力を決めるためのテストを受ける。
超難関問題のはずだったが、天才科学者である相模白部は余裕で満点を取る。

この結果、「魔法の設計図」や「円環領域」、「万能転移」「万能アイテムボックス」といった特別ギフトを手に入れる。
また、「ブレイブモンスター」という称号を経て、8歳のグレイ・ミラードという少年となり、生まれ変わる。

グレイはミラード準男爵家の末っ子だったが、魔法を使えないため、他の子爵家から養子となった子供であり、家族から良く思われていなかった。

唯一の保護者であった次女のアクアも、魔法の勉強のため都市に行ってしまう。

そんなグレイに生まれ変わった主人公は、恐ろしい魔物が多く住む、古の森に入り、将来家から追い出されることに備えて、「円環能力(半径1km以内の略式地図を把握、物体の存在や解析、識別が可能)」、や「万能転移(一度記録した場所、円環領域で指定した場所に転移できる)」、「魔法の設計図(魔石等の素材から魔導書を作り出し、魔法を覚える)」を駆使して、魔物を倒し、能力アップを図る。

グレイは資金を手に入れるため、辺境の街に来ていた商人ジレスと出会い、自分の狩った魔物や魔石を売る。
そこで、グレイの能力を知ったジレスは、ジレスが拠点にしている大きな街・ストラヘイムへ来るべきとグレイを説得する。

家族から良く思われておらず、どうせ追い出される身のため、グレイもストラヘイムへの移住を考える。

その間、グレイの設計した手押しポンプに目を付けたストラヘイムの商人ギルドも、なんとか早くグレイをストラヘイムへと連れてくるようにジレスに指示する。

ジレスはグレイを良く思わない母親に手をまわし、グレイをストラヘイムへと連れていくことに成功し、グレイは街へと出ていくことに。グレイの更なる冒険が始まる。

>ベタな展開からのスタートだけど、悪くない。
>これから主人公がどんな冒険、成長、出会いをしていくのか、ワクワク感がある。
>絵もキレイで、設定がしっかりしていて、ストレス無く読める。
>物語のリズムや周囲のキャラの感情とかもしっかり描かれている。


本格的な作品の予感。
まだ、始まったばかりですが、完成度が高く、今後への期待、ワクワク感があります。
絶対面白くなっていくので是非読んでもらいたい。


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身体は児童、中身はおっさんの成り上がり冒険記 1  




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